子供の目が良くなる方法を教えてください。
パソコンやスマホに囲まれる生活は、子どもから年配までもはや当たり前になってきていますね。
文部科学省の2016年度学校保健統計によると、視力0.3未満の小
学生は1979年度と比較し約3倍になっているほどだそうです。
多くの世代の人が視力低下問題に困っているようです。

高齢者も子どもも「視力」に悩んでいる
レーシックなど、眼科医の中でも「視力を回復する方法は手術
以外ない」という考え方が特に日本では主流なのですが、レー
シックには感染症やドライアイなどのリスクがあります。
しかし、最近の論文で「ガボール・パッチ」という方法が新た
な視力回復の方法になりうることが知られてきました。
研究では、大学の学生16人と65歳以上の高齢者16人を対象とし
た研究の結果、近視も老眼も視力の改善が示されました。
119人を対象とした研究でも(平均年齢49歳、40~63歳)視
力の改善はもちろんのこと、読書スピードの増加も示されました。
老眼がない人で26%、早期老眼の人で43%、進んだ老眼の人で
81%、全体で50%読書スピードが増えたことも示されています。
視力が上がる事で日常生活が楽にり、仕事がしやすくなる可能性もあるように思えます。
1日3分!視力を回復させる「根拠のある方法」
最新論文で話題「ガボール・パッチ」の威力
「ガボール・パッチ」とは「ガボール変換」という数学的な処理をすることで生まれる縞模様です。
ガボールとは、開発者のデニス・ガボール博士からきています。
ガボール博士はホログラフィーの発明で1971年にノーベル物理学賞を受賞しています。
引用:1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ
「ガボール・パッチ」は、もともとは視力回復のために開発されたものではありません。
しかし、ガボール変換を行ったものは「脳の視覚野」に作用しやすいと考えられていたため、
視力回復のために使用してみたところ、改善がみられました。
結果として、現在では多くの研究がおこなわれるようになったそうです。
ただ、日本ではほとんど知られておらず、ガボールによる視力
回復の日本語論文は一つもないのが現状の様子で、現在研究さ
れているのは海外のものばかりで、文献もいずれも英語で書かれているようです。
「ガボール・アイ」が視力を回復するメカニズムは、この“画像
加工能力を上げる”ことにあります。
目を鍛える、目の筋肉を強くするという訓練はありますが、ガ
ボール・アイは目の機能は変えません。目を良くするのではな
くて見えた画像をはっきりと処理する能力を上げるのです。
だからこそ近視であれ遠視であれ、関係なく見やすくすることができます。
目の状態に依存せず今見える画像を鮮明にする方法だからです。
2017年には「ニューヨーク・タイムズ」で「脳を鍛えることで
老眼も近視も視力が向上する」という記事が掲載されているようです。
同じ画像があるかないか?を判別していくので、パズルとや間
違い探しのゲームに非常によく似ています。
視力回復につながるポイントとしては「画像を見ようとするのが大切で」、間違ってもそれでも問題はないのです。
間違ったとしても、「画像を見ようと脳を使う」その行為が目と脳を活性化されます。
何度も繰り返し、同じ画像を見るのでよいわけです。
認知症にも効果的?
副作用もない簡単な方法です、目が見えない事で肩こりや頭
痛、疲労感など何となくの不調を引き起こしたりします。
とりわけ疲労感は脳疲労が原因の一つと考えられています。
脳の機能を向上させることで、この疲労原因を取り除くことも可能なわけです。
ものが見やすくなり、その処理能力が上がるという事はいろん
なメリットがあり、読書能力が上がり、仕事の処理能力が向上することで、ミスを軽減することにも繋がります。
これまでの視力回復法と大きく違う点は、目だけをよくするの
ではなくて、脳と目の両方をよくするという点なのです。